歯が伸びた感じがする
歯がのびた感じする理由は、歯茎が下がっていき歯の露出部分が多くなっていき歯が長く見える状態をさします。この症状は歯周病の典型的な症状で何もせずに放置すると露出した部分から歯が溶け結果、歯を失ってしまうことになります。
下がった歯茎を元に戻す治療や今後の予防についてご説明できればと思います。
歯茎がさがる原因と治療法
間違った歯磨きをしてしまっている
歯磨きの際に、必要以上に強い力で磨いている場合、歯茎が傷つき歯茎が下がってしまいます。歯茎が下がることにより、知覚過敏が生じ、虫歯と勘違いして更に強い力で磨いてしまう悪循環に陥ります。
- 対処方
- 歯磨きの仕方を変える必要があります。一カ月使って毛先がひらいてくるようでは強く磨きすぎです。
歯ぎしりをする習慣がある
歯ぎしりは寝ている間、長時間歯に圧力をかけています。その力で歯の骨が溶け、歯茎が下がってしまいます。
- 対処方
- マウスピースなどを使い寝ている間の歯ぎしりを予防し、負担を分散させます。マウスピースも様々なので、診療してもらい適切なものをえらびましょう。
歯並びが悪いと歯茎が下がる
歯は顎の骨から生えており、この顎の骨と歯のバランスが悪ければ、顎の骨から歯が大きく浮き出ることになります。そうすると歯が通常より、外へ出ることになるので、歯が伸びてみえます。
- 対処方
- 歯列矯正などをして、歯の並び方を整えます。歯列矯正は抜歯をする方法やその他の方法多岐にわたるのでまずは当院にてご相談ください。
- 対処方
- 適切な歯磨きと、歯磨きで落としきれない歯石やプラークを専門の器具などで取り除く必要があります。当院でもPMTCなどで定期的な歯のクリーニングを行っているので、定期健診とともにオススメしております。